2007年02月22日

2005年7月16日分(2時間スペシャル) ゲスト:奥菜恵、杉田かおる、デヴィ夫人

(註:録画状態が完璧ではないため、番組途中からの実況になります)

江原:だからそのご主人があって、さっき言ったようなそのいろんなね、今後社会のことに関してもね目を向けて。お互いにね。
国分:お互いに。じゃああの、守護霊さんのほうはどうでしょうか?
江原:実はね、えーとね、先ほどからねずっとあの、ひとりの女の人がずっと出てるのが見えるんです。もちろん日本の方で。でこの方ね、どうもね、血筋があるように見えるんですよ。で、女性の方で、比較的お若いんです。たぶんお若い自分にあの、この世を去られた…という、経験を持たれている方じゃないかと思うんですけども。で……………あのね、ちょっと珍しいことにご自身からね、名前言うから、もしアレだったら調べておいてください。あのね、「しず」っていう名前の方なんですよ。
奥菜:「しず」?
江原:「しず」。
美輪:先祖にいらっしゃるかもしれない。
江原:だから、平仮名で「しず」でしょうね。昔で言うと「おしずさん」てよく言われていたような方でしょうね。
国分:「おしず」。
江原:で、その方の顔がよく似てらっしゃるんですよ。
国分:へぇ〜。
江原:で、その方も、明るく大らかな方でね。ただこの方からひと言だけ注意でね、“口は災いの元”とおっしゃってるんです。
奥菜:“口は災いの元”(笑)。
江原:そう。だからあの、割に『言葉が足りなくて誤解を招かないように』と。
奥菜:あぁ〜。はい。
江原:だから割に大雑把で、悪気はないんですよ、ひと言でポンと済ませたりとか、日ごろの中でもね、あって、それが伝達がうまくいかなかったりとか、よくおありになるらしいんですよ。
奥菜:はいはい、はい。
江原:だから『そういったことだけは注意ですよ』と。うん。特に重要なことに関しては、きちんと説明していくというか、順を追ってお話をするとか、そういったことをしましょうねと、いうふうにおっしゃっているんです。
国分:しずさんが。
奥菜:あ、はい。
江原:調べてみてくださいね。
奥菜:はい。しずさん…。
国分:今日アレなんですよね、実はお父さんが。
奥菜:そうなんです(笑)。
美輪:ねえ。お見えになっててねえ。
国分:で、実は今ちょっとスタッフの方が聞いたら、しずさんというのは。
奥菜:あぁ〜〜!
国分:お父さんの亡くなった姉が「しずこ」。
江原:あぁ〜。
奥菜:うわぁ!
江原:古い人に見えたんですよね、着物着てたから。(セットの外にいる奥菜の父親に)似てらっしゃいます? ご本人に。似てる?
美輪:。(奥菜の父親に)若くてお亡くなりになってらっしゃるのかしら? あぁ、そう。
国分:すげえ〜! 似てるっていう。
江原:着物、よく着てらっしゃった?
奥菜:うーん……そこまで覚えてないです。
国分:でもその、着物着たいとか、着るようになったっていうのは、そこにもしかしたらつながるのかもしれないですよね。
美輪:そうね。それもあるかもしれない。
国分:うわー、すげえ。何か逆に、聞きたいこととかあったりしますか?
奥菜:…いや、大丈夫です。
江原:(笑)。
国分:ものすごく疲れ切ってる感じがしますけども。
美輪:一番、とにかく今日の奥菜さんにとって必要だったのは、『言葉が足りない』ということ。ね。だから、自分は「こうで、こうで、ああで」って納得しててわかってるんだけど、相手の人は真っ白な状態だから、わからないわけだから。それをキーポイントだけ、ポンと自分がわかってるからということで話をしても、向こうが、取りようによっては誤解されちゃうということですよね。うん。だから、あの…もっと言葉数を多くして、「それを、こうはこうで、こうだからこうなる」ということを理論づけて、きちんと細かく丁寧に、自分の頭の中の心象風景を伝えてあげることが、あの、誤解を解くし、一番必要だということなんでしょうね。
国分:かなり今日は、いいきっかけになったんじゃないですかね。
奥菜:ありがとうございました。

ナレーション:オーラの泉へと誘われたさまざまな人々
運命を読み解き、幸せに生きるためのヒントをあなたに

【前世の記憶 阿川佐和子】
江原:ちょっとここはね、真剣な話なんですけどね。
阿川:はい。
江原:前世とかって聞いたことあります? あの、そういう言葉を。
阿川:話は。
江原:あのね…元々はね、日本なんですけどね。えーと、古い時代。江戸とか…大きなね、呉服問屋の娘で生まれてらっしゃるのが見えるんですよ。
阿川:私!?
江原:はい。実はあの…お侍さんとの恋っていうのがあって。で、実はそれがね、添うことの出来ないその…間柄なんですよ。こちらは大きな商売をやっていて、まあ要はその…。
美輪:身分の違い。
江原:身分の違い。で、二人は相思相愛。で、入水…なんですよ。心中、してる。先ほど美輪さんもそうだけども、咳をされるでしょう。その時のアレなんですよ。
美輪:呼吸困難になるでしょう。
阿川:あぁ、はい。あ、じゃ…。
江原:そのときのことが甦る。波動でね。
国分:はぁ〜、なるほど〜。
江原:だからそういうね。
美輪:ン、ン…。
江原:うーん…
美輪:邪魔してるのよ。
阿川:ン、ン…。
江原:霊がこれ、出始めてるでしょう(笑)。
阿川:(咳が)出ちゃった。(大きく咳をする)失礼しました。
江原:今も「たまたま出ただけ、こんなときに咳しちゃった」と思ってらっしゃるけど、違うんですよ(笑)。
美輪:ちゃんと意味があるの。
阿川:咳にも意味があるんですか?
江原:あるんですよ、あるんですよ(笑)。
阿川:(驚いた顔。大きく咳をする)
江原:美輪:ほら(笑)。

【守護霊の涙 菅野美穂】
美輪:ねえ、さっきからね、あの、菅野さんのね、前世のその、目の不自由だった方がね、あの…(江原に)ちょっと太った方だったみたいね?
江原:そう。
美輪:ものすごく。ね、で、その方がね、江原さんにね、「よく言ってくださった」って感謝してて、後ろでとっても喜んでくだすってるのよ。うん。「やっと出られた」って。
江原:感動するでしょう?
菅野:感動しました。
江原:それはね、菅野さんじゃないの。その霊が思ってるから。だからすごく込み上げてくるでしょう?
美輪:そう。だから、自分がものすっごく苦しい一生をアレして、戦ってきたわけね。それがやっと、みんなにわかってもらえて、表に出られて、「あぁ〜、これで私はやっと成仏できる」っていうふうに思ったわけね。
菅野:(鼻をすする)
美輪:そうなの。その方が、つまりあなたの前世でもあるけど、あなたの細胞でもあるわけだから。だから、涙が出てくるの。
菅野:はい。(涙をぬぐう)
江原:ほら。十分霊媒でしょう?
菅野:いえいえいえ(笑)。
美輪:うれしい。
菅野:いえいえいえ。
美輪:そう。ゆえ無くして涙を流れるわけじゃない。
江原:だから、菅野さんにね、気がついてほしいのは、今生ね…あのね、とっても、今みたいに活動なさってることや、いろんな経験が出来ること、実はたましいの中ではものすごい喜びなの。その、前世のね。だから、ときどき菅野さんね、落ち込んだり煮詰まったり、結構激しいんです。その時ね、このことを思い出してもらいたいんです。
菅野:はい。
江原:そうするとね、どんなことも「えー!」ってね、「出来る、やらせてもらえるから、経験できるんだ」「うれしい」っていうね。
菅野:はい。(涙をすする)
江原:その気持ちにね、これを機会にね、変えられるはずなの。だから今日のね、このね、前世のメッセージね。そういったことが、今後の菅野さんをね、より前向きに変えられるはずですよ。
美輪:素敵素敵。
江原:ねえー。
美輪:素敵じゃない。先がバラ色だっていうことはねえ?
国分:そうっすよねえ!
美輪:そうよ。きっと。

【夢からのメッセージ 及川光博】
国分:よく見る夢が、「獅子舞の夢」って聞いたんですよ。獅子舞?
及川:見るんですよ。同じ夢を。
国分:どんな夢なんですか、それは?
及川:あのねえ、青白い蛍光灯がボーっとね、こう、並んでいる高層団地。
国分:団地。
及川:そして、とあるドアの前で、鍵を取り出し、そのマンションの一室を開ける。
美輪:うん。
及川:するとそこには、もう酒池肉林の、それこそ寺山修二さんの世界。の、秘密クラブみたいな。
国分:あ、団地の中に秘密クラブがあって。
及川:そう! あって、その中心に、獅子舞がこう…踊ってるわけですよ。
国分:へえ〜! この夢にしても、なんかちょっとあるもんなんですか?
江原:夢っていってもね、だいたい3つ、夢ってあって。現実的な肉体に影響を与える夢があるんですね。たとえば布団を被って窒息するとか。これ現実的。あともうひとつは思いグセ、自分の心、その深層心理がパッと表れる夢。あともうひとつ、3つめには、スピリチュアルな夢。スピリチュアルドリームといって、向こうにこう、行く夢。または、メッセージドリームといって、何か。
美輪:霊界からの。
江原:ええ。メッセージをひとつの映像として受け取る。いくつかの種類があるんですね。その中のどれかっていうことなんですね。
国分:今の及川さんの夢というのはどこに入るものですかね?
江原:その、獅子舞あるじゃないですか。その獅子舞自体が、後でもいろいろお話しますけども、及川さん自身。
国分:へぇ〜!!
及川:僕自身が獅子舞。
江原:要するにそういうひとつのメッセージなんですね。で、どういうことか。要するにそういった中であなたは踊っていって、『いっぱい注目を浴びなさい。集めなさい』。そして獅子舞というのは、魔を祓う。
及川:魔を祓う。あぁ〜!
江原:一瞬、その見るとね、乱交パーティというと非常にドロドロとした、いかがわしい世界という感じだけれども、その中で神聖なもの。そういうあなたでいなさいという、メッセージ。

国分:僕の夢も聞いてもらっていいですか?
菅野:んふふふふ。
国分:カエルが大発生したんですよ(笑)。
全員:(笑)。
国分:ものすごい量のカエルを、どうやらその、大発生させてるのは、僕が、全部育ててるらしいんですよ(笑)。これは、どういう心境に僕はなってるかっていうのは…?
江原:簡単です。また部屋を散らかしましたね?
全員:(爆笑)。
菅野:当たってますか?
国分:あたっ…当たってますね(笑)。
美輪:で、もうひとつ意味がね、カエルは「病気」を表すの。夢で。
国分:そうなんですか?
美輪:うん。だから、あんまりそういう風に、散らかしっぱなしで不衛生なところにいると、そのままいくと病気になるのよ。
国分:菅野:(笑)。
美輪:だからカエルの夢を見たら「注意しなさい」ってこと。特にね、ガマガエルみたいなのは、大病の前兆なの。
国分:あの…確か、綺麗なカエルだったんで、まだ(笑)。
全員:(笑)。
国分:大丈夫だと思うんですけどもね。
美輪:(笑)。
菅野:(笑)。よかったですね!
国分:あーよかった。

【たましいのグレードアップ YOU】
YOU:でもいいんですか、たまにやっぱりなんか、あの汚〜い心になって(笑)。だからそういう、人間関係でやっぱり、カチンかチンきちゃう…。
美輪:あの、たましいのね、修行っていうけど、“グレードを上げる”っていうんだけどね。あのね、ここまでね、いい人になろうとしてね、それで「今日はいい人だったな」「今日はいい人だ」。ところが、1日のうちで5分ぐらいいい人でも、「バカ野郎てめえ」って言われたら「何言ってんだこの野郎」「てめえ、くだらねえこといいやがって」って。「あぁしまった」と思ってさ、次、悪魔になるわけよ。
YOU:ホンット、そうなんですよ。
美輪:で、悪魔になって「あぁ、これじゃいけない」と思って、また反省するじゃない。それが1日のうち5分だったのがね、次の日6分、7分。で、一度ここまで上るのよ。上ったら、ストーンと落ちるの。でまた上ってストーンと落ちて。こういう(ジグザグした)グラフになるのね。
YOU:ホントそうなんです。
美輪:で、だけど、考えてみたらね、落ちてもね、一番最初の地面のどん底までは落ちてはないのよ。
国分:へぇ〜!
美輪:落ちてもね、紙一枚上のところに残ってるの。
国分:あぁ〜。
美輪:それでね、“塵も積もれば山”でね、それを繰り返してるうちにね、だんだん落ちてるところがね、落ちなくなってくるの。
国分:へぇ〜!
美輪:2センチ、3センチ、4センチって。それが、上がっていくってことなの。
国分:へぇ〜! でも、「やっぱり怒っちゃった」ってありますよね。もう、すごい気にしてたんだけど、「ここで怒っちゃった」って反省する。
美輪:いや、怒っていいのよ。
国分:そうなんですね!
美輪:怒って、悪魔になっていいの。それで「あぁしまったな」って、反省すりゃいいの。反省した時に「落ちてるな」って思ったらね、最初のところまで落ちてないのよ。
国分:えぇ〜!!
美輪:ここいらへんまでね、成長してるの。それの積み重ね。それが修行なのよ。
国分:おわ〜、すげえ!
美輪:初めからこんなに上がる人って誰もいない。
国分:すげえ!
YOU:あぁ、ありがたい。
国分:自分では考えていても、言われなければ気づかない、わからない。それを今、美輪さんに言われた気がします。
美輪:そうですか?
国分:すごい勉強になった!
YOU:本当にわかってるのかしら? 
全員:(笑)。

ナレーション:真実の告白、導かれる未来とは?
杉田:その主人のほうから、私がテレビで言っていることに対して「名誉毀損で訴える構えでいるから」って、さっき言われたんですね。だから…。
ナレーション:杉田かおるが心を開く…
デヴィ:彼を、その自殺からなぜ救えなかったかっていうのは、もう、一生の傷というか、十字架を背負ってわたくしは生きているんですね。
ナレーション:デヴィ夫人が涙で語る
江原を苦しめる謎の霊体
美輪が施すお払い

国分:さて続いてのゲストの方はですね、いろんな意味で世間から注目を浴びている、女優さんでございます。
美輪:うん。彼女が女学生の頃だったんじゃないかしら。小学生か、高校生か。「サインください」ってセーラー服着たお嬢さんが来て。その時に、「まぁ、なんて気持ちの綺麗な子だろうなぁ」と思ってたの。
国分:ただやっぱりその裏では、すごい波乱万丈な人生を…。
美輪:まぁ人生はねえ、山あり谷あり。ねぇ。嵐ばっかりだったりねえ。そう。1年365日に、晴れの日が3日くらいしかない人生だってあるしね。いろんな人生ありますよ。
国分:どうなんでしょうかね?
美輪:あなたはいいわね、1年中晴れでねえ(笑)。
国分:江原:(笑)。
国分:ねえ。そうですねえ(笑)。
美輪:よかったわねえ。1年中カリフォルニアみたいで(笑)。
国分:(笑)。
美輪:うふふふ(笑)。
国分:さあ、それでは登場してもらいましょうか。

ナレーション:杉田かおるさん、オーラの泉へようこそ。
杉田:あの、新興宗教の教祖みたいな気分になっちゃうんですけど(笑)。
ナレーション:よく見る夢はなんですか?
杉田:引越しする夢をよく見ますね。あと…たまになんですけど、カエルが出てきます。
国分:出た!
杉田:ええ!?
ナレーション:自分の嫌いなところはありますか?
杉田:八方美人なところですね。誰にでもいい顔しちゃう。
ナレーション:好きな男性のタイプを教えてください。
杉田:声が槙原敬之さんで、頭の中は宮崎哲弥さんで、体が朝青龍で、顔はやまぴー(ジャニーズの山下智久)。
美輪:(笑)。
ナレーション:お気に入りのデートスポットはどこですか?
杉田:私、結構お城が好きで、お城に行くとテンションが上がるので、お城に行きますね、彼氏と。
ナレーション:霊感はありますか?
杉田:霊は見えないんですけど、たまにこう…お金がかかったクイズ番組とかで、あの〜、数字が見えたりとかはする時は。
美輪:(笑)。
杉田:…結構、当たったりするんです(笑)。

国分:さあそれでは杉田さん、こちらへどうぞ。
杉田:はい。
美輪:ナイトが迎えに行きます。
杉田:うわー、すごーい。わー。ラッキー(笑)。
国分:すみません、やまぴーじゃなくて(笑)。

ナレーション:名子役として一斉を風靡
今年芸能生活35週年を迎える
女優・杉田かおる
初めて語る真実
女として、女優として歩むべき道とは?

国分:先ほど美輪さんとの出会いを聞いたんですけど、覚えてます?
杉田:覚えてます。
国分:ドキドキしました?
杉田:しました。思った以上に綺麗な方だなあって。今も美しいけれども。
美輪:(笑)。いやもう、年ですからね。
国分:江原さんとは、初めまして?
杉田:5、6年前に番組で。
江原:番組で、ご一緒させていただきました。ありがとうございました。
杉田:ありがとうございました。私すごく男運が悪かったんですね、その頃。で、「ついてないかなあ」って思って(笑)。
国分:それを聞いたわけですか? そしたらどんな答えが?
杉田:すごく強い守護神が2人ついてるって言って。で、ひとりが料亭の女将さんで。
江原:女将さんで。
杉田:もうひとりがえーと……尼さん?
国分:…がついてる。
江原:元は武士の奥さんで。
杉田:尼さんになった人がついてるので、そのふたりがついてくれてるから、すごい強いって。
国分:一応守護霊を見てもらってる。ただ、守護霊さんというのは変わることがありますから。
美輪:江原:(笑)。
杉田:えー、そうなんですか!? えー、なんでそんな意味深な。
国分:勉強したんです(笑)。

国分:まずはですね、夢ですね。気になることありました。引越しする夢。これはちょっと後で江原さんから。まぁ、カエル。
美輪:(笑)。
杉田:池からね、ピョンピョン飛んでくる。
国分:あ、そうですか。これは僕から説明させていただきます。
美輪:江原:(笑)。
国分:病気の前兆でございます。
杉田:えー!!
国分:ちなみにどんなカエルですか?
杉田:ガマっていう、イボみたいな。
国分:あ〜あ〜あ〜!! ホントですか? 大病の前兆ですね。
杉田:ええ〜!!
国分:はい。僕も同じ夢を見たんです。
杉田:えー! なのにこんな元気で。
国分:僕はガマではなかったですけど、綺麗なカエルだったですけども、『病気に気をつけなさい』と江原さんに。
美輪:もうひとつあったでしょう?
国分:あ、あと『部屋を綺麗にしなさい』って。
美輪:(笑)。
江原:あとはまあね、国分さんは。
美輪:散らかしっぱなしなのよ。
江原:ホコリとかいっぱい溜まってると、漏電注意ですからね。コンセントいっぱいつけてるし。
杉田:そんな汚いんですか?
国分:すごい、電化製品が多いんです。
江原:そう。ねえ?
国分:絶対、僕がいない時に入ってる可能性ある。
江原:(笑)。
国分:僕の、だって冷蔵庫の野菜室まで知ってるんです。
全員:(笑)。
国分:「ニンジンがかわいそう」って言われました(笑)。
杉田:絶対江原さん、入ってますね(笑)。
江原:ファンの方から怒られちゃう(笑)。

【自分の嫌いなところ 八方美人】
国分:えー、嫌いなところが「八方美人」。
杉田:はい。結構みんなにいい顔しちゃうんですよね。やっぱり小さい時から芸能界にいて、やっぱり愛想を振りまいている…。
国分:え、そのクセみたいになっちゃったわけですか? 子どもの頃からの習慣が。
杉田:だから、テレ朝に行っても4チャンネルに行っても、みんなにいい顔しちゃって。
国分:あぁ、それは僕も一緒だな〜(笑)。
杉田:いい顔しちゃいますよね?
国分:しちゃいますね〜。「この人か!」っていう人見つけて、行きますね。
美輪:(笑)。
杉田:そういう直感だけは鋭いんですよね(笑)。
国分:そこは僕も踏襲できるかもしれないですね(笑)。
美輪:(笑)。
杉田:「この人なんか出世しそう」とかね。
国分:(笑)。もうひとつ、冷めてるところがあんまり好きじゃないって。自分の。
杉田:あの〜……テレビとかだと情熱的とか、恋愛とかもすごい情熱的にするように見られるんですけど、結構意外に冷めてるところがあって、それで振られることが多いんですよ。振られたりとか嫌われたりとか。
国分:昔っからですか?
杉田:うん。子役の頃からよくそう言われて。「なんでそんな冷めた目してるの?」とか。やっぱり、ドラマの中で、こう台詞をホントみたいに言わなきゃとか、客観的に自分のことをやっぱり見なきゃいけない仕事なので、ついもう、普段の生活では…。
美輪:だから、女優としては名女優なの。
国分:あぁ〜。やっぱり、そういうほうが女優さんの場合はいい…?
美輪:自分を演出家として、俯瞰で見てなきゃいけない。
国分:はいはいはい。
美輪:だから、舞台に出てるでしょう? 舞台に出てて、感情移入して、その人間の生い立ちから何から分析して、それを細胞に流してその気分になって、でそれで、こういう台詞の技術もまた頭に入れて、ライトの加減が今どう当たってるかとかね、観客の反応はどうなのか、後ろの役者さんたちはどうなのかとかね、それで自分の動きはどういう形になってるかとか、それを同時に、もう何百分の1秒の速さで同時にこう計算しながら、同時進行していくわけよ。だから、それはもう職業病ですよ。
国分:そうですね〜。でも恋愛で冷めてるのはちょっと、相手側にすると…。
杉田:ねえ。引いちゃいますよね。
国分:寂しい思いを。ご主人は結構、「冷めてるね」とか言われたことあるんですか?
杉田:……あー、主人の場合は結婚…なので、ちょっとまた別かなと思うんですけど。
国分:それはまた、考えは別になってくるわけですか?
杉田:うーん…。
美輪:まったく今までとは違う人でしょう? ご主人は。
杉田:いや、まったく、今まで付き合ってきた……だからこう、何ていうのかな…業のかたまりみたいな人ですよね。
美輪:江原:(笑)。
杉田:(笑)。今まで、好きになって、何回も変えても同じだったのの、もっとスペシャルバージョンみたいな。
国分:スペシャルバージョンが旦那さん。
美輪:だから、今までの人と違う人よね。
杉田:はい。そうですねえ…だから、パワーアップした感じですよね。スペシャル番組みたい。
全員:(笑)。
国分:特番ですか(笑)?
美輪:この番組(笑)。

【デートはお城で】
国分:お気に入りのデートスポットを聞いたら、「お城」。
杉田:はい。あの、小田原城とか。うん。そういう、お城に行くと、結構なんか…。
国分:これまたなんか、前世とかいろいろ関係が…。
杉田:うん、なんか武士だったような気がして。いつも彼氏が変わる度に、彼氏が脱藩武士に見えて。
美輪:(笑)。
杉田:必ずお城で喧嘩するんですけど。
美輪:(笑)。
杉田:そうするとものすごい、恨みがましい目で睨みかえすんですよ。その時に、「あ、絶対前世で私たちは敵対関係だったな」と思うだけでテンションが上がってくるの。
全員:(笑)。
国分:お城を見てテンション上がるんじゃなくて、そういうこと考えてテンション上がってくるんですか(笑)?
杉田:(笑)。
国分:面白い! え、ご主人とは行ったんですか?
杉田:主人とは行ってないですねえ。
国分:なんか、時代劇ごっことか。
杉田:あぁ、なんかあの、主人が時代劇が好きで。顔が浮世絵みたいな顔してるんですけど、なんか、「なんとかでござる」とか、「拙者」とかしゃべる…人なんですよ。「おぬし」とか。
国分:それに答えとか?
杉田:あまりにもバカらしくて。
美輪:(笑)。
杉田:ちょっと申し訳ないけど。
国分:そこを付き合ってあげたほうがいいんじゃないですか?
杉田:あぁ、そうなんですよねえ、きっとねえ…。どっかで頭が仕事とかになっちゃって。で、そういうふうに考えたりすることも、演じることも、ギャラが発生しないとやりたくないんですよ。
美輪:(笑)。
杉田:だから、すごいよくない…。
美輪:だから、ギャラっていうのはお金でしょう? お金じゃない、別の形のギャラがもらえるのよ。
杉田:(頷く)
美輪:楽しさとか。ね、「この女なかなか楽しいな、大事にしよう」とか。そういう、無形のギャラがもらえるの。それもギャラのうちだと思えばいいの。
杉田:あぁ、そっかぁ…。
美輪:そうでしょう? お金だけがギャラじゃないんですよ。
杉田:そうか、「相手の心が欲しい」とは思わなかったですもんね。
国分:あ、え、今までというか…?
美輪:欲しいと思わないんじゃないでしょう? 「どうせもらえっこない」ってどこかで思ってるんですよ。
杉田:あぁ…そうですねえ…。
美輪:地獄をさんざん見てきたから。
江原:そう。だから、常に鎧なんですよね。だから、すごく正直な方…だと思うんですよ。その、正直な言葉が出るでしょう? そうすると、誤解を招くと思う。ね。さっきもね、「ギャラが発生しない」とね、言いますでしょう? そうすると、お茶の間の方はね、「ははは」って笑ったり、「ひどい」とかねなんかって言うけれど、違うの。その言葉を変えれば、ホントの心を言葉化すれば、そうじゃなくて、働いて、そういったことに関しては裏切らない、ギャラはね。だけれども人の心っていうのは、尽くしても同じだけ返ってくるって限らないってことを、ずーっと感じてきてるから。だから「ギャラが発生しないとね」というひと言になっちゃう。そうすると、とらえ方っていろいろになっちゃうから。
美輪:(笑)。
国分:なるほど〜。
美輪:裏を考えないでしょう? ユーザーの、視聴者の人たちは。マスコミの人たちも。だから面白おかしく「冷たい女」だとか「利口な女」だとか「我儘勝手」だとかでおしまいにしちゃうわけ。その、裏の裏に何があるかってうことまでは、分析しないですからね。
江原:見る人が見ればね、美輪さんにしてもそうだし、で、私は霊視のなかで見てても、「ああ、そうだろうなあ」って気持ちわかるんですよ。「私が杉田さんだったら、やっぱりそう思うかもねえ」っていう。うん。
杉田:そうねえ、相手に心をなかなか開かないかもしれないですねえ…。
美輪:初めから諦めるからですよ。「どうせダメだわ」って。「わかってもらえっこないんだし、どうせね、この人は冷たくて、私のことを理解してくれっこないし、私もこの人を理解して、それで何になるのよ」って。最初に結論ありきで分析していくから。結論がそこに行っちゃうんです、どうしても。そういうことおありにならない?
杉田:あります。だから、あのう……そうですね、主人に対しても、結構理想が高いので、「これをやってもらいたい」とか「こういうふうにしてもらいたい」っていうのを、結論を先に出して、主人がちょっと弱気になったり、「できない」っていった段階で、「じゃあダメな人間だ」って判を押して、もう見捨てちゃうんですね。だからそれはよくないなと(笑)。そしたらやっぱり主人の方から、「心の狭い女」ってメールが来たんですけど。本当にそう思いました。もう、今回、本当に心の狭い女だなあって。あの、そういうところがね、もうちょっとこう、寛容にならなきゃなって。すごく反省してるんですけど。
美輪:寛容というよりもね、あの…必要ムダがないの。
杉田:うーん…。
美輪:ムダもまた必要なのよ。
杉田:必要なんですねえ…。

【杉田かおる オーラのカルテ】
江原:一番強いのはね、……ただなあ……赤なんだけども、ちょっとくすんでるんですよ。で、赤は情熱なんだけれども。赤にくすみが入るっていうのはね、なんていうだろう、ちょっとどす黒いっていうか、色を持ってしまってるっていうのは、そこに恨みとか怒りとか、そういった余分なものまで入るんですよ。ね。だから、「いろんなことを気付きすぎるだろうな」って思うんですよね。そうはいっても紫があるから、割と情はある方だって思いますよ。ただその情が、非常に限られたところばっかり情がいくんです。うん。特に、自分の家族とかね。血の繋がっている家族、とかね。そういったところへの情は、もう絶対的なんですよ。うん。でいて、でも黄色が入ってるからひょうきんなところもあるし、可愛らしい方なんだろうなあって思うしね。うん。もっとバランスよく、なんかなるといいですね。
美輪:そう。今のバランスなのよ。あのね、さんざん辛酸舐めつくしたね、大年増のね、もうアバズレのね、もう60、70になったとにかくやり手ババアみたいなね、そういうところとね、幼〜い少女みたいな、こんな、頑是ない少女みたいなね、いろんなものがね、雑然と同居してるのよね。うん。それが収拾つかなくなる時があるのね。自分でそう思うでしょう?
江原:だから、ワーッとなるとすごいでしょう? あの…、その、爆発すると。
杉田:あ、すごいですね。私やっぱり、家族に嫌な思いがあったり、家族に何か、まあだから…。
美輪:ひどいことされたりすると。
杉田:マスコミとかでも私に言われるのは、全然芸能人なのでいいんですけど、家族のことを言われたら、徹底的にもうなんか、戦ってやろう。
江原:許さないでしょう、それに?
杉田:ホントに許さないですね。
江原:何年経っても消えないでしょう?
杉田:あぁもう、消えないですよ。何十年も。消えないです。私の妹と母親に、もう指1本でも触れたら、私ホントにマジで何するかわからないところがあります。マジで、やっちゃいますし。
美輪:(笑)。
杉田:(笑)。だけどそれが、すごく狭いんですよね。範囲がだから。家族とか。
美輪:あのね、必要ムダっていうの。さっき言ったように。ゆとりとか遊びとかね。それがね、あの、あなたが手探りでね、「それがあるはずだ」っていつも思ってるんだけど、見つからないのよね。で、いつもハリネズミみたいにね、それこそ、鉄カブトかぶって槍持って生きてるわけでしょう? でもその鎧も取って、ハイ、楽にね、うちで楽にピアノでも弾いちゃってっていう。「そういうのがどこかにあるに違いない」って求めてるけれども、その方法がわからないのね。そうでしょう?
杉田:わからないですねえ…。
美輪:ね。その方法さえあれば、ものすごい自分を解き放って楽になるんですよね。その才能はあるし。
国分:その方法を探すのは、自分で探す…?
美輪:文化なのよ。美術、文学、音楽、演劇。たとえば待ち合わせもお城ばかりじゃなくて、ね。美術館だとか、たとえば絵の説明してみたりとか。だからそういうものをね、今度はよそにあげなければ。自分で貪欲に、いろんなオファーを覚えて身につけていくと、ものすごい楽になりますよ。
杉田:(頷く)
美輪:あの、瞬く間に鎧が全部、氷みたいに溶けちゃう。うん。
杉田:この9月で仕事を始めて35年になるので、だからそれぐらいからは、もっとなんか、それこそ鎧を取ってとか、いろんなことから開放されて、なんかすごく余裕をもって、やっていければなぁって。
国分:どうですか?
江原:いやそこでね、先ほどの引越しの夢っていうのは。ちょっと失礼ながら覗かせていただいちゃったんです。そうするとね。結局のところね、その夢っていうのは思いグセもあって。あの、家に対する執着なんです。家という、建物ね。でしかし、それが、家族以外が存在しないんですよ。自分の、身内。要するに「みんなにいい暮らしさせたい」。で「もっとちゃんといい家を持たせたい」「もっともっと」って、常にね、ご自身の中にあるんですよ。だからね、すごくね、お城が好きっていうのもあるけど、家が好きなの。家っていうのはそれは、自分の家族が住む家が欲しい。ご兄弟にしても、お母さんにしてもね。
杉田:そうですね。すごくそういうふうに思いますね。
美輪:「貧しい暮らしは絶対にさせたくない」って。
杉田:それはもう、13歳の時からずっと思ってる。
江原:だから、大変。突然、家族の中では赤ちゃんになってみたり、と思ったらお父さんになってみたりお母さんになってみたり。
美輪:途中、女優になってみたり。
江原:そうそう(笑)。
国分:杉田さんの鎧を剥がすのは大変ですかね?
美輪:いや、これは誰でもない。自分自身。
国分:自分自身。
美輪:あの、日本には、世の中に山ほど文化があるじゃない。その文化を、自分がたぐり寄せて。でそれを、ひとつひとつモノにしていくということね。そうすると、別な世界が広がっていく。でそれが実はお金ね、実際の。金銭的なものよりも、もっと価値があるギャラだということが、わかってくるのよ。

【守護霊のメッセージ】
国分:で、守護霊さんですね。1回見てもらった時は、尼さんと…。
杉田:尼さんと、女将さんだった。
国分:どうでしょうか?
江原:その方たちは今でもいます。もちろん。見守ってくださってます。そして、実はあの…これなんていったらいいんでしょう。守護霊さんがまずひと言。こういう言葉で言うんです。『こらえなさい』って言うんです。ね。その、今、あなた自身がね、こらえなきゃいけない。しっかりと。うん。それでいて、今まではね、何かこう困難とかね、そういうのにぶち当たると、もうすぐにね、「切り替えればいい」。すぐに何でも自分でね、たとえばじゃあ家族のことだったら「戦えばいい」とか、全部対処していこうっていうほうに行ったけど、『こらえなさい』っておっしゃるんです。うん。だから、『“こらえる”ということをちゃんとしなきゃいけない』というふうにね、おっしゃるんです。それはどちらも、おっしゃってるんです。
杉田:あの、今回は、私、いろんな意味で勝てる気してないんですよ。今までは、40年いろんなことがあって、それこそ波乱万丈とかいろいろ、いわれていたんですけど。今までは、「いろんなことが切り抜けられるな」っていう予感がしてたんですけど、今回はそういう予感がしないんですよ。だから…。
美輪:今回はって? 離婚するとかしないとか、ギャーギャーくだらない、クソねずみみたいな連中が言ってるでしょう? あんなの男のやる仕事じゃありませんよ。
杉田:ただ、主人からも、今日、さっき…主人のほうから、私がテレビで言っていることに対して「名誉毀損で訴える構えでいるから」って、さっき言われたんですね。だから、うん…(涙ぐむ)。私としては…あの……結婚をして、仕事を大事にしながら家庭もやっていこうと思ってたんですけど。
美輪:どういうことを言ったことに対してなの?
杉田:……わからないんですけど、とにかくもう、3月以降全然会っていないので。主人とは。
美輪:3月から?
杉田:はい。だから、何を考えてらっしゃるかわからないんですけども。とにかく、私がやってることが気に食わないっていうことなんですよ。
美輪:うん。気に入ってたのは、何が気に入ってたわけ?
杉田:全然わからないです。だから、何がよかったのか、何が目的で結婚されたのかも。
美輪:籍はちゃんとお入れになったの?
杉田:はい。(頷く)
美輪:そして、その…何が気に入られて、何が気に障ったのかも、話し合いはなくて。
杉田:はい。いきなりいなくなっちゃったんで。
美輪:いきなり。愛情はどうなんですか? お待ちなの?
杉田:うん…だから「家族」って思おうとしてたので、私としては愛そうと思ってたんですけど。やっぱりそういう、今までその…。
美輪:あなたはどういうところがお好きだったわけ?
杉田:いやもう、すっごい情熱的に「好きだ好きだ」っておっしゃって。で………「こんなに好きになったのは初めてだ」と言われて。
美輪:ええ。
杉田:で、まぁもちろん話も楽しいですし。あの……自分にはない世界の人だと思ったんで。いろいろ話とかも面白かったんで。
美輪:で、そういうところが好きだったわけ?
杉田:(頷く)
美輪:で、この方だったら一生ずっとやっていけそうだなって思ったんでしょう? 結婚は初めてでしょう?
杉田:はい。最初はすごい優しかったし。
江原:頭のいい人だって思いましたよね。そこに尊敬ができましたよね。
杉田:はい。とても話が、とても上手い方なので。この3ヵ月くらい本当に苦しかったんで。
江原:うん。
杉田:まぁ、それを思うと、反対に、今こうやって表に報道される方が、まだ真実が出る可能性が出てきてるので、私としては少し楽に、気が楽になってるんですけど。やっぱりそれを誰にも言えないで、仕事だけしてる時はホンットに……初めて辛かったです。
美輪:誰も味方がいないんですものねえ。うん。しょうがないおしゃべり野郎がしゃべりまくるんだから。向こうには。味方がいるわけでしょう?
杉田:そうですねえ…。
美輪:うん。
杉田:彼らが一緒に会社をやっているのの、ホームページの会社の立ち上げの日に、向こうがそういう報道を起こしたので、あの………。
美輪:大人気ないわねえ、ずいぶん。だって、選んだ段階からね、普通のそこいらのお嬢さん選んだんじゃないのはわかってるでしょう? あちらだって。
杉田:そういうふうにもやっぱり思います。だから私が…。
美輪:だったら選ばなきゃいいのよ。結婚しなきゃいいのよ。そうでしょう? そのご主人て男の人もお目にかかったことないけど、それもいい加減だわね。自分が選んだからにはそういう人を選んだんだから、そういういろんなこと言われたりなんかするの、初めからわかってるでしょうに。
杉田:……。
美輪:その方もね、もし訴えたりね、大騒ぎしたりしたら、自分のボロが全部さらけ出すことになるから不利ですよ、その方は。
杉田:ですよね。
美輪:やめたほうがいいですね。訴えたりね。ただスマートに、“別れも楽し”でね。スマートにすっきりと、マスコミに一切何も言わずにさっと別れるようなことをすれば、男が上がる。これで訴えたりね、マスコミに出てきたりね、ツベコベ男らしくもなくね、女々しくいろいろ言ったり。で、妙なものにそそのかされていろんな動きを、悪あがきをしたら、ますます今度はね、自分の仕事の方までアレしちゃって、お得意さんもなく回りも、いろんなところでね、仕事に差し支えて、人間的に信用されなくなりますよこの方は。うん。だから、あなたを訴えたりね、ジタバタ動かない方がこの人の身のためですよ。それをおっしゃったほうがいいわ。ね。「自分で自分の首を締めますよ」とおっしゃった方がいい。
杉田:うーん…なんでそんなジタバタしてるんですかね?
美輪:いや、周りがそそのかしてるんですよ。
江原:そうです。
美輪:面白いから。
江原:そうです。
美輪:ネタになるから。
江原:そうです。
美輪:“人の不幸は蜜の味”ですもの。それで商売してるんですから。
杉田:う〜ん。(頷く)
江原:ただね、そうはいっても、妹さん、お母さん。最大の味方がいるでしょう?
杉田:はい。
江原:これが一番また強いところだしね。だから、これはね、美輪さんいつもおっしゃるようにね、すべてマイナスじゃないんですよ。プラスもいっぱいあるんですね。これによって大きく大きく羽ばたけばいいんです。うん。
杉田:今すごい辛いですけど、たぶんこういうふうに、こう…うん、こらえる時期なんだなって思ってます。
江原:そう。
美輪:ご守護霊は、なんておっしゃってるの?
江原:あのね、まずね、自分の方から、あのね、冷静に語っていくこと。
杉田:はい。
江原:それは報道に対しても。自分であの、何ていうんでしょう、怒りとかね、そういうことで語らない。淡々と。
美輪:私のほうが頭にきてるわね(笑)。
江原:そして、でもね、でも杉田さん。そうはいっても杉田さんにも問題があってね。
杉田:はい。もちろんそうです。私もいけない(笑)。
江原:杉田さんがそれでいて、さっきも言ったようにね、表現が単刀直入で、誤解されやすいでしょう? だから……あの、はっきり言っちゃえば、杉田さんはヒール役に向いてるわけですよ。
杉田:うーん…。
江原:だからそういったところまであるから、杉田さんはそういう人じゃないよということが、こうやってはっきりわかればいいんじゃないですか。
美輪:お父さんのお父さん、おじいさんの、すんごい酒乱の方がいらしたみたいね。
杉田:はぁ〜。
美輪:その方が暴れだすと、あの、憑依されて、自分で収拾がつかなくなるの。
江原:それでいてね…。
美輪:自分でありながら自分じゃないような状態になっちゃうんですよ。だからその人が暴れだすと、あなたが迷惑する。
江原:そう。
杉田:そこが、原因だったんですね(笑)。
江原:でもね、そこでね、注意なのはね、杉田さんね、アルコールちょっと、しばらく断ったほうがいい。アルコール入ると、人変わるはずなの。目も変わるの。その人入っちゃうの。
美輪:アルコールもね、その人が飲みたくて飲ませちゃうんですよ、あなたに。
杉田:「目が変わる」って言われます。
江原:そう。
美輪:そうでしょう? その人がおさまれば、もうあなたに悪いことしませんよ。
杉田:(頷く)
美輪:そう。
杉田:わかりました。
江原:う〜、どのみちね、ただ言えるのは、真実はちゃんとはっきりしますよ。
杉田:(頷く)
美輪:そう。
江原:はい。
美輪:よかった。
江原:だから…。
美輪:じゃあ、明かりは見えてるわけね。
江原:そう。だから、『こらえなさい』ってこと。
杉田:……うん…。
江原:守護霊さんおっしゃってるけども、とにかく、それをね、『1年辛抱しなさい』と。1年。ね。『その中で真実もすべて見えるし、すべてがわかるから』と。それをしておかないと、あの、いたずらに人を恨んだり憎んだりもしたくないでしょう?
杉田:あぁ、はい。
江原:ね。だからそう思うんだったら、そうやって、こらえましょう。
美輪:もう、いろんな対人関係のアレはもう、嫌でしょう?
杉田:はい。もう、これを最後にしたいですね。はい。なんか…。
美輪:でもね、いい勉強したじゃないの。
杉田:はい(笑)。そうですね。
美輪:女優はね、いい? もうね、既に生まれたときから結婚してるのよ。
杉田:うん…。
美輪:だから本物の、実際の人間と結婚したら、重婚になるのよ。うん。重婚になって、その男は、本物の男は、情夫でしかいられないの。本物のご主人は誰かといったらね、芝居なのよ。
杉田:うん…。
美輪:演劇。仕事が、ご主人なの。
杉田:ホントそうです。
美輪:だから、生まれつきの女優というのはね、だから杉村春子さんも、水谷八重子さんも。ね? 山田五十鈴さんも、ずーっと独身。名女優はみんな独身でしょう? 仕事と結婚してるから。ご主人が仕事なの。それを肝に銘じて、「それだったら私もそっちの線を突っ走ってやろう」というふうに、ホゾを決めればいいんですよ。
杉田:はい。
美輪:あなただったらできますよ。ねえ。名女優なんだから。
杉田:ありがとうございます。

ナレーション:宇梶を霊視していたその時
江原に起こった異変
美輪が取った行動とは?
霊界の真実が明らかに

【俳優 宇梶剛士の前世】
江原:まず申し上げたいことは、えーと、宇梶さんの出生の秘密なんです。で、それが前世からの係わりがいろいろあって。ずーっと修道院みたいなところに預けられて育ってます。で、要するに、親を亡くしたり失った子、と共に暮らしているところから始まっていて。そういう経験で実は、宇梶さんてどうしても子どもが気になるでしょう?
宇梶:(頷く)
江原:世間の子どもたちっていうのが気になるんですよ。特に、不自由な暮らしをしている子が気になって仕方ないんです。

【自分の分まで生きろ】
江原:実は過去世においてのそこでの、長く生きられなかった子たち。そして今生においても、今生ですよ。今生でも、係わって死んでいった友人たち。………若くして散った命。(宇梶の周りを指差す)みんな、あなたを応援しているんです。で、『自分の分も生きろ』『自分の分も経験しろ』って、みんな後ろで、言ってるんですよ。

【江原に異変が】
美輪:江原さんの口を借りていろいろいろいろ言われるわけ。
江原:(だるそうに体を傾けている)
美輪:だから、大勢の人が一時に発言して、いろいろ言うことがあんまり山のようにあるから、こっちが疲れちゃうわよ。江原さんのほうが。
国分:そうですね。
江原:(目を閉じて深く息を吐く)
美輪:ずいぶん苦しそうよ。江原さん自身が。
江原:いやぁいっぱい……ちょっといいですか、すいません、ごめんなさい。ちょっといいですか。
美輪:はい、ちょっとね。
江原:ちょっとすいません…ごめんなさい。(席を立ちセットの脇に行く)
美輪:私、お手伝いしましょうか。
江原:すいません…ごめんなさい。
国分:宇梶:(心配そうにふたりを見ている)
美輪:(江原の背中に手を当てて呟く)念被観音力、念被観音力、念被観音力、念被観音力………臨、兵、闘、者、皆、陣、裂、在、前(リン、ピョウ、トウ、シャ、カイ、ジン、レツ、ザイ、ゼン)!(江原の背中に九字の印を結び、経を唱える)
江原:(美輪に)ありがとうございます。
美輪:いえ、どういたしまして。
江原:美輪:(席に戻る)
江原:自殺なさってる方いるんですよ。でその人が憑依して、ずーっと一緒に生きてる。で、引っ張っていこう、引っ張っていこうっていう。
美輪:で、あなたがただ、人がいいから。ね。何でもかんでも「来い来い来い」って。背負いきれないわけよ。
国分:今、僕初めて江原さんがすごい状態になったのを見たんですけど。
美輪:あれだけの人数、だって(笑)。
国分:どういう状態だったんですか、みんな、「聞いてくれ聞いてくれ」っていう感じになっていたんですか?
美輪:だってあんな、30人から35〜36人のパワーだからさ、そりゃああなた、いくら丈夫そうに見えてても、ひとりですもの。(宇梶は)赤ちゃんのまんまなの。いくつになったの、あなた?
宇梶:今年で43です。いま42です。
美輪:いいかげん、大人になっていただかないと困りますねえ、先生(笑)?
宇梶:はい。
国分:そうですねえ…僕もそう思います。
全員:(笑)。
宇梶:頑張ります(笑)。

国分:さて続いてのゲストの方は。
美輪:はい。
国分:“東洋の真珠”といわれていた方が登場なんですけども。
美輪:ええ、わたくしもう、昔から存じ上げてるからね。
国分:そうなんですか?
美輪:ホンットに、人のいい方でね。誤解ばかりされる方ですよ。
国分:あぁ〜。すごくその、とても綺麗な人生を送ってきたように僕には感じられるんですけど。
美輪:い〜えいえいえ!
国分:裏を見たら違う部分も。
美輪:もう、波乱万丈。普通だったら生きてこられないでしょう!
国分:じゃあやっぱり、今日この『オーラの泉』では普段なかなか聞けないお話も…。
美輪:たくさん聞けると思いますよ。
国分:あの、約束して欲しいんですけど、僕をひとりぼっちにしないでくださいね。
美輪:(笑)。
国分:最初に言っときます。
美輪:大丈夫よ〜(国分の頬をつねる)

ナレーション:デヴィ夫人、オーラの泉へようこそ。
毎日欠かさずしていることはありますか?
デヴィ:はい。お花いじりです。
ナレーション:小さい頃、なりたかった職業は何ですか?
デヴィ:職業…ではないんですけれども、貴婦人、あるいはオペラ歌手になりたいと思っていました。
ナレーション:好きな食べ物は何ですか?
デヴィ:お豆腐と納豆です。
国分:ほう(笑)。
ナレーション:最近何か腹が立ったことはありますか?
デヴィ:クール・ビズですか。はい。
美輪:(笑)。
ナレーション:ずばり、霊感はありますか?
デヴィ:あるほうだと思います。

国分:デヴィ夫人、どうぞこちらの方へ。
デヴィ:はい。ありがとうございます。恐れ入ります。
国分:(デヴィ夫人の手を取って階段を下りる)

ナレーション:東京・麻布に生まれ、19歳の時
インドネシア・スカルノ元大統領に
見初められ、夫人の地位に着く
しかしクーデターによりパリに亡命
パリの社交界で“東洋の真珠”と
呼ばれた貴婦人が、涙で語る家族への思い

国分:こ〜れはすごい、グループショットになってしまいましたねえ〜。
全員:(笑)。
国分:美輪さんとの関係というのは、かなり昔からのお付き合いと。
美輪:もう、古いですわねえ。
デヴィ:もうわたくしが、一番泣いて泣いて苦労して、日本でいじめられていたときに勇気付けてくださったんです。
美輪:彼女がほら、おなかに子どもがいて、インドネシアの方も大統領が一番大変で。
デヴィ:政変の時。
美輪:政変の時だから、殺されるかもしれないでしょう? だから日本に亡命して。一番助けて上げなきゃいけないのよ、日本が。だからそれを袋叩きにして。筋の道に合わないでしょう? それで、私は怒ってたの。
デヴィ:ホントに理解者なかったですから。もうホントに、涙が出るくらいうれしかったですね。「あ、ひとりでも理解者がいる」と。「わかってくださる方がいる」と。
美輪:デヴィさんからね、もうお忘れかもしれないけれど生い立ちの話を聞いてて。もうホンットに凄絶な苦労をしていらしたわけでしょう? それをやっぱりね、そこらへんを慮ってやらなきゃいけないんですよね。うん。

国分:毎日欠かさずすることっていうのが、「お花の手入れ」。
デヴィ:わたくしね、たくさんの方からもう、たくさんのお花いただくんですね。で、夜どんなに遅く帰ってきても毎晩、2時間くらいかかるんですけれども、お水の中で水切りしてあげて、1本1本茎を、拭ってあげるんですね。入れ替えてあげるの。
国分:ほぉ〜。
デヴィ:ですから、ひどい時には朝の3時くらいまで。
美輪:(笑)。
デヴィ:やっている時があるんですよ。
国分:それは、めんどくさくないんですか?
デヴィ:いえ、すごい気持ちよくって。お花の生気をね、全部いただいてる感じ。で、無心でやってますから、もう瞑想してるのと同じような世界に入っていけるんですね。まったく、全然疲れが取れるというか、ほぐれるというか。
国分:じゃあ、気づいたら「あ、もう2時間経ってた」とかそういう感じなんですか?
デヴィ:そうですね。ええ。
美輪:それでデヴィさんの素敵なところはね、まず、ものを大事にする。
デヴィ:そうですね。
美輪:なんでも丁寧に、靴1足でもキチッと袋に入れてね。もう宝石でも何でも、全部綺麗に自分で。ものを疎かにしないでしょう?
デヴィ:そうですね。よく覚えてらっしゃいますね(笑)。
美輪:私、よ〜く覚えてますよ。
国分:それは、見たんですか? 見えてるんですか?
美輪:いや、帝国ホテルにちょうどね、泊まってらっしゃったのね。でその時に私、よく伺ったりしてたの。で、パーティにも一緒にほら、お出かけしたりなんかする時があるじゃないですか。「まぁ、この人は物をキチッと大事にする人だなぁ」って。そうすると、物が寄ってくるんですよ。大事にされたいから。「あそこに行くと大事にされるよ」。宝石でも何でも。友達を呼んでくれるんですよ。でも、いいやいいやってビャーってやってると、「あんなところに行くものか」って。「あんなところに行かない方がいいよ」って。ものでも宝石でも寄ってこない。そうですよね?
デヴィ:かもしれないですねえ。

【社交界という世界】
国分:小さいころなりたかったのが、貴婦人と。子どもの頃になりたかったんですか、貴婦人に?
デヴィ:あのですねえ、フランス文学、ロシア文学。自分がその主人公になりきって読んでたんですよ。
美輪:(笑)。
デヴィ:ですからその時に来ていたドレスとか髪形とか、そういうものをもう、自分の中に描いて、持ってるわけね。
国分:ほぉ〜。
デヴィ:ですからね、パリに行った時には、水を得た魚のごとく泳ぎ回れたというか。ええ。もう、すごい憧れてましたから。ええ。
国分:え、その、貴婦人イコール“社交界”というイメージがあるんですけれども、実際僕、まったくわからないんですけれども…どんなようなところというか。
美輪:(笑)。
デヴィ:あのねえ、足を踏み入れたことがない方に説明するのは大変なんですけれども。
美輪:(笑)。
デヴィ:まぁひと口で言えば、すべての美を競うところ。財を持っていても、その財をどうやって芸術的に使うか。会話も一番洒落た会話。お食事ですよね。もちろん装いも、すべて。すべて競うところだと思ってます、あたくしは。
国分:もちろんその、競う姿を見せるわけではなく…?
デヴィ:もちろん見せ合い眺め合い。厳しく批判し合いよ。
国分:あ、そうなんですか!?
デヴィ:もう、戸口に立った途端に、自分に視線が集まったら「勝った!」と思いますよね。「それ見たことか」みたいな感じで。「やった!」って気持ちになります。
美輪:それは、華やかで素敵で洗練されてて、文化としては素敵なの。だけど、内容は腐ってるのが多いの。
国分:はぁ〜(笑)。
美輪:っていうのは、こっちのバラの花を持ちながら、後ろに短剣を持ってるわけ。
国分:ええ!?
美輪:それが、いつ入れ替わるかわからない。だから、「懐かしいわ、あなたしばらくぶりね、会いたかったわ」って抱擁してるでしょう? で、「この人たちよっぽど会いたくて親しかったんだな」って思うでしょう? で、その人がパッといなくなった途端に、フッとこっち見て、呼吸。「寝取られ男」ってすぐ始まるの。
デヴィ:そう(笑)。
国分:うわー、すごい世界。
美輪:恐ろしいところよ。
デヴィ:どんな美女でもひと皮向いたらもう、夜叉よ。
国分:うえぇ〜!
美輪:そう。だから、それに負けちゃダメ。負けないように、神経戦の最たるものが社交界なのよ。
国分:うわー、すごい大人の世界ですね、それ!
美輪:大人じゃなくてね、悪魔の世界。
全員:(笑)。
国分:悪魔の世界! え、その当時って日本人の方っていたんですか?
デヴィ:いませんね。今でもいないと思いますけれども。私の場合はすごくラッキーだったのは、大統領夫人というタイトルがありました。若かった。それから綺麗でした。ね。それから外国人でした。で、財力もそこそこありました。ので、すぐに花形になれて、赤い絨毯だったんですけれど。
美輪:だから、ほら、頭もよくなければダメ。いろんな知識をもっていなきゃダメ。
デヴィ:それが一番かもしれないですね。
国分:レベル高いですね〜。会話の内容が。ものすごく上でキャッチボールしてる感じがするんですけれども。
江原:……同じです(笑)。
国分:よかった〜。なんで江原さんしゃべらないんだろうと思ったら、僕と同じだったわけですね(笑)。
江原:はい。
美輪:江原さんはここにいらっしゃらないのよ(笑)。他の次元のものを見てらっしゃるから。
江原:それも見てますけれども(笑)。

【デヴィ夫人 オーラのカルテ】
国分:じゃあ、まずオーラの色から聞きたいんですけれども。
江原:あのねえ、オーラの色は金、シルバー、そしてブルー、赤。こういった色が入ってるんですね。まずひと言で感想で申し上げるのは、本当に、真っ正直な方。だから、嘘は大っ嫌い。嘘は絶対出さない。自分の思ったことしか、言わないっていうね。そういうのが表れてるのが、ブルーと赤のコントラストなんです。赤は情熱の色、そしてブルーは冷静。ね。そしてこれがはっきり分かれているということ。だから、情熱的な部分もお持ちだけれども、やっぱり非常に冷静にものを見るということ。そして金というのはやっぱり、英知。さまざまな事柄を体験しなければ出ない色。で、シルバーというのは、実は古風さ。ね。そういったことも表す色。こういったものが、針が表れるように、いろんな色が放射するわけですね。ですから、そういうようなオーラをお持ちの方です。
国分:あと、守護霊さんでいいますと、どんな方が?
江原:えーとね、あのね、ご兄弟さん。
美輪:弟さん。
江原:そう。ずうーっと見て、笑って微笑んでるんですよね。だけど、多くを語るでもないんですよ。でも、ジーッと見てね、笑っていてね。でいて、もうひとつ、その後ろにいらっしゃるのが、お父様。で、そのお父様自身があの、なぜか、なぜかわからないんですけどね、行者の格好するんです。だから、古い時代の人かと思ったらば、そうじゃない。お父様。修行三昧というんでしょうか。そういうような気持ちでいるんだということを表して、おっしゃってくださってます。

ナレーション:デヴィ夫人が幼い頃亡くなった父親。そして、自殺してしまった弟が、守護霊として見守っているのだという。

国分:後ろにいる、弟さんに何か言いたいことっていうのはありますか?
デヴィ:……わたくし、弟にはね、本当に不憫なことをしてしまったって。ええ、あの、心から詫びたいっていうか、寂しい思いをさせてしまったっていうね。
江原:全然、そういう思いないですよ。
デヴィ:そうですか? ずーっとそれで苦しんでますけど、わたくし。一生涯。
江原:それでね、小さい頃だと思いますけど、綿菓子を一緒に食べたこと覚えてます?
デヴィ:ありますね。はい。
江原:その時にね、それがね、彼にはすごく思い出になっててね、それから以降も『綿菓子を見ると思い出す』って言うんですよ。うん。
国分:失礼ですけれども、何を申し訳ないと、弟さんに思ってるんですか?
デヴィ:うん、「彼を救うことができなかったかしら」って。なぜ、自殺を考えるまでの、悩んでいたってことに、なぜ私が気がついてあげなかったか。わたくし、日本に「ハハキトク スグカエレ」という電報が来て、帰ってきて。もう最後の親孝行と思いましたから、40日間、もう毎日毎日、もう母の看病に付きっ切りだったんですね。だから、弟とコミュニケーションが上手くとれなくて。弟は早稲田大学に行ってまして。で……あの、彼は悩みごとを持ってたんですけれども、高校時代の先生のところにお酒を1本持って、相談に行ってるんですけれど、先生は留守だったんですよ。で、あの内気な男の子がね、お酒を買って、高校の先生のところに会いに行くなんていうのは、すごい勇気のいること。でも先生はいなかった。で、傷心のもとで帰ってきて、病院に電話したら、看護婦さんが「あなたどこへ行ったんですか、お母さんもう亡くなりましたよ」って言ってしまったわけですよね。で今度、母の死に目に会えなかったっていうことで、病院に来れなかったんですよ。でも、夜中に病院に来まして、お棺を開けて、あの、母の髪の毛を撫でて、ひとりで泣いてたんですよ。でまぁ、お葬式を出しまして。で、その時、隣に弟がいましてね、あの、「私たち、世界でふたりきりになったから、強くふたりで生きましょうね」って、言葉にすればよかったのに、思っただけで言わなかったんですね。もうそれよりも、「お葬式、お香典返しどうしよう」とか、「大統領今どうしてるか」とか、そんなことばっかり頭の中にあって。彼が精神状態がどうだとか、全然わからなかったんですよ。で翌日、彼は自分の六本木にアパートを持っていて、そこから早稲田に通ってたんですけど、翌日お香典返しに一緒に、お風呂敷かなんか買いに行きましょうっていうことで、六本木のアマンドで10時に朝、待ち合わせしてたんですね。で、「もう行く時間だわ」と思って支度して、六本木のアマンドに10時に行ったら、彼が来てない。で、わたくしは、そこで怒らないで彼のアパートまで行けばよかったんですけど、「あら来ないわ、この大事な約束破って」って怒りの方が先になっちゃって、車に乗って、デパートに行っちゃったんですね。着いたら、車の中で、煙で真っ白い煙で、モウモウとしてきたんですね。でその時、「あ、私、世界でたったひとりで残された」っていう気がして、霊気を浴びたんですね。それで次の瞬間、「あらやだ、私何思ってるの、まだ弟がいるじゃない」って、また自分で言い聞かせてるんですね。で、帰ってきて2月6日の、私の誕生日の日なんですね。22歳になるその日なんですけれども。空っ風のびゅうびゅう吹く寒い日で。炬燵の中に入ってこうして(臥せって)ました。けたたましい電話がなって「七保子さん(デヴィ夫人の本名)大変、すぐ来て!」って。その…あの…声が、あまりに切羽詰まって緊迫した声だったんで、「どうしたんですか」も聞けないで、それこそ下駄を引っ掛けるごとく、タクシーって手を上げて、行きました弟のアパートに。ガスの匂いが充満してもうすごかったんですね。で、階段上がってったら、弟が寝てました。………あの……彼を、その自殺からなぜ救えなかったかっていうのは、もう、一生の傷というか、十字架を背負ってわたくしは生きているんですね。
国分:いま、弟さんその話を聞いてたと思うんですけども。
江原:あの、小さい時に、弟さん、あの、怪我なさった時のこと覚えてます? 額から血を流したことがあるって。
デヴィ:うーん、ここ今傷ありますけど。
江原:あ、お姉さんのほう。
デヴィ:わたくしですね。彼もそういうことがあったかもしれないですが、覚えてないです。
江原:実は、こういう比喩なんですよ。「そのことを測り知ることができた?」って言うんですね。
デヴィ:できないですね。
江原:できないですよね。だから、彼が言ってるのは、『予見することができないこともあるんだよ』って。だから『わからなかったことを責めてはいけない』っていうこと。ご自身でご自身のことを。
デヴィ:う〜ん……あの、わたくしはね、「愛情のかけ方が間違えてはいなかったか」って思うんですね。
美輪:だって、まだ二十歳前後ですもの。
デヴィ:そう。でも弟にすごい期待をしてたものですから、弟にとても厳しかったんですよ。「もっと強くなれ」「もっと強くなれ」って言って。もっと撫でてあげればよかったって。
江原:でも、美輪さんにおっしゃるんですよ、弟さんが。『そうはいっても母ですから』。要するに、『自分の母ですから』って。その、姉じゃなくて。だから、『母ですからね、しょうがないんです』という。『そういう思いが残っても』って。『息子を死なせた母がいつまでも悔やむのと同じ』っていう言い方を、美輪さんにおっしゃる。『おぶって育てられた』っていうね、ご本人が言うんです。
デヴィ:そうですねえ…あの、弟には、姉よりも母でしたね。
江原:それは、小さい頃からですって。
デヴィ:そうですね、ずーっとかばいどおしでした。ええ。弟が学校でいじめられると、わたくしが出てってましたから(笑)。本当に。
美輪:それでね、今、いいところに行ってらっしゃるからいいじゃないですか。
デヴィ:うん…そうですねえ。
美輪:でそれとね、デヴィさんはね、とにかくほら、お父様も亡くなって、あと、ちょっとね、おみ足のほうが不自由なお母様と、それと弟さんも抱えてですよ、女手ひとつで、まだねえ、10代なのに、とにかくお母さんと弟と抱えて生きていかなきゃならない。さあ、どうやって生きていくか、どうやって食べさせるか。これ大変でしょう? 10代ですよ。できます?
国分:いや、無理です。
美輪:だからとにかく、いろんなクラブのね、とにかくアルバイトに行って、そこで身を捨てて、一家の犠牲になって働いて、それで教育までして。そして自分も英語の学校行って、それで勉強して。そりゃあ大変ですよ、生きていくの。でも、弟さんに対してもお母さんに対しても、あなたはね、あの時代のね、10代の女の子がやれることは全力で、全部やってあげたじゃありませんか。やれること、できること全部したんですもの。それが逃げるとかね、置いて逃げるとかがあれば悔やんでもいいですよ。やることやってなければ。だからやることを全部やって。わたくしもね、愛する人の葬式を出すのが大変だった時があるんですよ。それもコンサートの真っ最中ですよ。それでもとにかく、死体を氷漬けにしちゃってアレして、大阪の産経ホールで、それまで歌を歌って、そしてとって帰って。で、やっと葬式をあげて。まぁとにかく、あの辛さとかね、葬式を出すのはね、大変なことなのよ、疲れて。あれもこれも全部やらなきゃならないでしょう?
デヴィ:私、2日間でふたつのお葬式出しました。
美輪:しかも、お母さんのお葬式と弟さんとふたつでしょう?
デヴィ:続けてです。
美輪:あなたがね、そういうふうに思うほうが、思いたいけれど、思っちゃいけませんよ。それはね、神様じゃないんだから、できるわけがない。私も自分で体験があるからわかりますよ。でもあなた、なさること全部、できること全部、なさったじゃない。何の後悔することがあります? そうでしょう? だからね、弟さんも微笑んでてね。
江原:そう。
美輪:ええ。全部『そんなこと気にすることはない』っておっしゃってるわけだから。
デヴィ:……そうだといいんですけど…。
江原:それこそね、「自分に何か欲しいものがないのかしら」とかよく思ってくれると。何か、食べ物でもね、何でも「欲しいものないかしら」って。
美輪:お供えする。
デヴィ:(涙ぐむ)
江原:『いつも思って聞いてくれる』って。『その時いつも答えてるんだけど、答えがなかなか聞き届けられなくて』って言ってて。何が欲しいって、本ですって。『本が欲しい』って。
デヴィ:あの……谷川俊太郎の詩の本に、彼がいろんなことを書き入れてたのが、あの、今でも大事に…。
美輪:谷川俊太郎さんね。
デヴィ:そうなんですね。ええいろんなことを、あの……。だから、彼はきっと、好きな人がいたんだろうと思います。
江原:そうそう。うん。
美輪:じゃあ、谷川俊太郎さんの詩集やなにかを、お供えあげて。
デヴィ:そうですね。
江原:だけどもね、とおりいっぺんの言葉だけれども、弟さん、お姉さんのことを『愛してる』って言ってる。だから、その言葉にすべて、ひと言に尽きると思いますよ。ね。
デヴィ:ありがとうございます。
国分:いや……ホントにすごい時間でした。
美輪:充実してましたね。素敵。
国分:でもなんか、すごい悪く思ってるのかもしれないですけど、こんな若造が言うのもなんですけど、『今も一緒にいる』っていうことが、弟さんの答えじゃないかなって、今話を聞いていて、思いましたね。
美輪:よかったですね。
デヴィ:そうですね(笑)。

【収録後コメント】
デヴィ:そうですね。やっぱり母と弟のことを、あの…思っていましたから、ずーっと。で、今日おかげさまで、少し楽になった、ような感じがしました。

奥菜:すごく時間が短く感じちゃって、もっとたくさんお話したかったです。すごく、幸せな日でした。すごいうれしかったです。はい。

美輪:何も恐れることはない。
杉田:ありがとうございます。すごく勇気がわきました。
国分:今日スタートですね、また。
杉田:どうもありがとうございました。



posted by 大介 at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/34423039

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。